夜の発作を伴うてんかんに漢方は効くか

大人か子供かを問わず、てんかんに悩む人は決して少なくありません。一般にてんかんと言うと、突然に意識を失って倒れ、痙攣すると考えられていますが、実にいろいろな形で発作が現れるものです。突然意識を失って痙攣を始める発作を大発作と言います。その他にも小発作と呼ばれるものがあります。たとえば、意識が突然中断したり、筋肉が短時間痙攣したり、さらには、あたかもお辞儀をするようにして頭を前屈させるといったものがあります。
これらのてんかんには、原因がはっきり分からないものもあれば、脳の病気が原因となって起こる場合もあります。原因に応じてふさわしい医薬品を服用することができるでしょう。中には、病院で処方された薬のみで症状が改善されることもありますし、また漢方を併用することで改善が見られるといったケースもあるようです。ポイントはかかりつけの医師の指示に従って、これらを上手に利用することです。
実際に漢方を利用したいと思う場合、注意したい点は、てんかんという病名で服用すべき漢方が決まるわけではないということです。つまり、てんかんに適した漢方があるわけではないのです。たとえば、比較的多くの痙攣は神経から来ているとも言われています。漢方では、こうした体質を考慮に入れて体質にあったものが処方されることでしょう。
たとえば、子供の頃に夜泣きや夜の驚くような症状に悩まされていた人は、漢方で肝血を補うことによって症状を改善することができる場合もあります。また、現在子供が夜の発作の問題を抱えているような場合、放っておいても治るものなのか、ふさわしい漢方を服用すべきなのか、正しい判断が必要とされます。いずれにしても、必要に応じて漢方で体質改善を図ることによって、てんかんの症状を改善することができるでしょう。

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