ウイルス性脳炎からてんかんを引き起こした際の治療

てんかんは乳幼児だけでなく、さまざまな世代の方がなる脳の病気です。脳の神経細胞が一時的に突然電気活動を起こすことで意識がなくなったり、けいれんといった発作をひきおこします。
てんかんは2つにわけられます。特発性てんかんは脳が異常に興奮することで起こると言われていますが、詳しい原因はわかりません。発作以外は脳の障害はなく、運動機能も発達も異常が見られません。
一方症候性てんかんは脳の病気や交通事故などによる脳の傷が原因で起こります。手足のまひや発達障害を併発している場合が多く、発作も脳の障害ととらえています。
どちらも、意識がなくなることが多く、けいれんを引き起こすことが多いため熱性けいれんと間違われることもあります。
症候性てんかんはウィルス性脳炎により引き起こされることもあります。ウイルス性脳炎の代表的なものはインフルエンザ脳症です。
インフルエンザ脳症は原因がわかりませんが、アスピリン系の解熱剤が引き起こしている可能性もあります。
インフルエンザ脳症になると脳の中にインフルエンザのウイルスは入りませんが免疫反応が強く働き、神経細胞にもダメージを与えます。
そのため、脳の機能が正常に働かなくなり失神やまひ、けいれん、言動があやしくなる等の症状がおき、てんかんや知的障害、嚥下障害が残る場合があります。
ウイルス性脳炎の治療法はいつもと違う様子や発作を繰り返す場合は脳波やCT、MRI、血液、尿を調べます。脳波を調べてんかんとわかり次第、早めに抗てんかん薬の治療を開始します。
薬は脳の異常な興奮状態を和らげますが副作用としては眠気やだるさといったものがあります。手術による治療法もありますが、細かいきまりがあるので医者と相談するようにします。

ページの先頭へ戻る