てんかんの一種である若年性ミオクロニーの症状

脳の神経細胞の興奮が引き金となって、全身または身体の一部に発作が起きるてんかんという病気は、その原因や発作のタイプなどの症状によって、さまざまな種類に分けられており、対処方法も異なっています。
そのなかでも、若年性ミオクロニーてんかんとよばれているものは、幼少期から20歳、30歳といった、比較的若い世代にあらわれるもので、特に思春期の発病が多いとされているてんかんです。
若年性ミオクロニーの症状としては、体の手足の部分、特に腕の部分を左右対称にして、不規則にふるわせるような発作をおこしやすいというのが特徴で、場合によってはこの発作によって転倒したり、危険物に身体をぶつけてしまうようなこともあります。
テレビ番組で画面が明滅するシーンを見ててんかんの発作が起きるなどということはよく知られていますが、この若年性ミオクロニーの場合も、やはり点滅する光によって、発作の症状が起きやすいということがわかっています。
そのほかにも、過労やストレス、飲酒、睡眠不足などによっても、こうした発作が起きやすいといわれていますので、生活上の注意が必要となります。
その他、てんかんといっしょに精神発達上の障害をともなったり、発作のときに意識がなくなったりするという症状については、若年性ミオクロニーの場合はあまりみられないというのも特徴のひとつです。
この若年性ミオクロニーの発作は、バルプロ酸とよばれる抗てんかん薬によって、かなりコントロールすることが可能であり、服薬をしている限りにおいては、円滑に社会生活を送ることができます。
ただし、服薬は長期にわたるもので、勝手にやめてしまった場合には、症状が再発してしまうということがあります。

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